【PC遠隔操作事件】保釈保証金の顛末(一部没取)
【PC遠隔操作事件】保釈保証金の顛末(一部没取)
今日の報道によると、東京地裁は、
1000万円の保釈保証金のうち600万円を没取することを決定したそうです。
パソコンの遠隔操作事件で保釈が取り消された元会社員について、裁判所は、保釈金1000万円のうち600万円を没収することを決めました。
全額を没収しなかったことについて弁護団は、母親が自分の生活資金から保釈金を準備したことなどが考慮されたのではないかとしています。( http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140527/k10014748241000.html)
今回1000万円全額でなく一部の没取だけで済んだのは、
片山氏の逃亡が短時間であったことや、
真犯人メールを送ったこと等を認めていること、
1000万円が片山氏の母親のなけなしの蓄えから拠出されたものであったこと
等が考慮されたのかもしれませんね。
いずれにせよ、没取が決まった600万円は国庫に帰属し、
残りの400万円は片山氏に返還されることになります。